理想通りの葬儀を実現するために必要な心構えとは?

葬儀とは、故人に最期のメッセージを伝え、厳かに送り出すための式です。葬儀のスタイルについても時代とともに意識の変化が起こり、昭和の時代とはお葬式そのもののとらえ方も大きく変容しつつあります。

そのひとつの表れとも言えるのが家族葬、生前葬などの浸透であり、異なったお葬式の文化を受け入れることで日本人そのものも死生観を見直しつつあります。日本人にとって、葬儀は元来仏教と深く結びついた宗教的儀式であり、強い信仰心に根ざしたものであるはずでした。もちろん、現代においても仏教を由来とする伝統的なお葬式のスタイルは継承されていますが、一方で宗教色をほとんど感じさせない、いわゆる無宗教型のお葬式も定着しつつあり、日本人と仏教の関わりもまた変化のタイミングをむかえています。

日本は古くから無宗教国家と言われているように、日常から自分自身の宗教的バックボーンを強く意識している人はむしろ少数派であると思われます。しかし、平成の時代においても仏教と葬儀、あるいは仏教と日本人が完全に切り離されたわけではなく、むしろ目には見えないかたちで仏教のエッセンスが深く取り込まれており、宗教的意識が日本人の間で内在化された、ともとらえることができます。

ただ、表面的に見ればお葬式のインスタント化など、弔いのプロセスが簡素化されつつあるのはひとつの事実であり、その意味では日本人と仏教とのかかわりが根本から変わりつつある兆候であると言えるかもしれません。葬儀を執り行うにあたって大きな悩みどころとなるのは、やはりコストの問題です。

一種の宗教的儀式であるだけに、少なからずコスト面で何らかの交渉をするのは罰があたりそう、という意識がはたらき、実際の相談にあたってもなかなかコストについて正面から説明をもとめにくいものです。一部の業者のなかにはそうした顧客の心理を利用し、基本相場よりもいくらか上乗せした料金を請求したり、わかりにくい項目ばかりのあいまいな請求書でごまかしたりと、あまり良心的とはいえないプランニングを行っているところもあります。

もちろん、ほとんどの業者は良心的なプランニングを心がけており、顧客ひとりひとりのニーズに寄り添った葬儀のデザインに務めていますので、最初の相談の段階で先方の業者に細かいニーズまで遠慮せずにきちんと伝えることが理想の葬儀を実現する第一歩となります。ここでは、はじめての葬儀でも戸惑わずに希望をかなえるためにおさえておくべきポイントについてまとめましたのでと参考にしてみてはいかがでしょう。

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2018年08月27日
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